ゾーリン・ソール

能力

サイコミュ(2) 特殊シールド(2)

(自動A):自軍ターン開始時に以下の効果から1つを選択し、 解決する。解決しない場合、このカードを廃棄する。 1)資源@を支払う。 2)資源Aを支払う。その場合、このカードはターン終了時まで +1/+1/+1を得る。

 

フレーバー

宇宙へ旅立つアフランシに与えられた連邦軍製MM。UC.0110年開発の旧式機 ではあるが、 設計の堅実さからメタトロンでも運用され、改修と不完全な整備を繰り返しながら酷 使された。

収録作品
ガイアギア

初出
2004 1 25 サンシャインクリエイション22
収録シート
J

 

イラスト、テキストデザイン:Ryo1

 「ガイア・ギア」に登場するメカのなかで唯一のモビルスーツがこのゾーリン・ソー ルでしょうか。 厳密には開発当時の宇宙世紀0110年当時はモビルスーツとして作られ、「ガイア・ギア」の舞台である宇宙世紀0203年にマン・マシーンとして生まれ変わったという表現の方が 正しいのかもしれませんが、「ガイア・ギア」世界においては昔ながらの連邦系やジオン系の機体との繋がりを感じさせるパイプ役として貴重な存在といえます。

 Ξガンダムやペーネロペーなどの第5世代MSの発展型として位置づけられるアナハイム社製の機体であり、ファンネル、ミノフスキークラフト、ミノフスキーバリアーといった当時の最新技術をΞガンダムより遥かにコンパクトな機体に詰め込んだ高級機で、このような20m級の超高性能機が後にアナハイム社を窮地に追い込むことになるサナリィ製小型MS、ガンダムF90のロールアウト1年前に開発されていたということは非常に興味深いものでマニアにMS開発史を語らせれば 必ずゾーリン・ソールの名前が出てくることになりますね。

  詳しい開発経緯は謎ですがゾーリン・ソールを隠匿していたバァム・ゲーゼンの 「アフランシのために用意された遺産」という言葉から「シャア存続計画」を推し進 めていた ジオン系組織のアナハイムへの働きかけがあったものと思われます。 1世紀近くの遠い未来にやって来るはずの自分のパイロット、アフランシを香港の廃 ビルで じっと待っていたという設定にはロマンを感じてしまいますが、アフランシ自身も思 い入れがあるのか、 損傷して一線を退くことになったゾーリン・ソールに対して「この機体が生まれた地球で最後を 迎えさせてやりたい」というような趣旨のセリフを口にしていました。

 機動性や運動性では最新鋭のマン・マシーンには劣るもののアフランシの後にゾーリン・ソールの正式なパイロットなったメッサー・メットには堅実な設計とある意味鈍感で愚直な操縦系が好まれ相性の良さを発揮していた為、ギッズ・ギース戦で中破した際には別れを惜しまれていましたし、100年待たされたとはいえ、主人には恵まれた機体だと言えると思います。

  最後は廃棄間近のところをジョー・スレンが無断で起動させた為にウルのギッズ・ ギースと武装も片腕も無いまま遭遇戦になり、あと一歩のところまで追い詰めるも惜しくも敗 れましたが戦闘マシンの最後としては良い散り様だった気がしますね。 コックピット以外は至って無事なので遥か未来にマウンテン・サイクルからでも掘り出されてほしいものです(笑)

  カードとしてはイラストはゾーリン・ソール改修型なんですがテキストはノーマルタイプから改修型、そしてスクラップへという具合にゾーリン・ソールの歩んだ道を辿るようにしてあります。 赤の合計国力2のユニットとしてはかなり強力ですが毎ターン維持費が必要というマイナステキストもあるので問題ないかと思いますね。

 イラスト的にはデザインパターンが多すぎて混乱するノーマルタイプは避けて決定版的な改修型にすることで落ち着きました。 ニュータイプ1987号11号での佐山よしのり氏によって描かれた「エヴァの原型か?」 と思えるような 凶悪な印象のノーマルタイプも好きなんですが改修型のエレクトロ・ケミカル砲 (Pak43A)が 描きたかったので優先してしまいました。 全身に配置されたヒレ状のファンネル(腕部:ロング・フィン・ファンネル、背部: フィン・ファンネル、腰部:ファンネル・ミサイル)を描いていく作業は面白かったのでいつかノーマルタ イプも 描いてみたいと思いますね。